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takabsd x iTakahiro x I,Takahiro

ちーちよー、あーによー、いもうとよー

いつ死ぬか分からないので、今のうちに書いておきます。
今すぐ死ぬとか、自殺するというわけではないので、ご心配なく。
ただ念のためです。
本当に念のため。

お父さん、親孝行らしきことを何一つ出来なくてごめんなさい。それどころか色々助けてもらってばかりで。
それなのに結局犬畜生のような人間になってしまいました。ご免なさい。
それでも僕の父親でいてくれてありがとう。
そして僕を育ててくれてありがとう。

アニキ、お父さんの面倒、妹の面倒、みんなアニキ一人に押し付けてしまってご免なさい。そしてありがとう。
大人になってからは本当に色々助けてもらいました。
姪っ子とはもっといっぱい話したかったな。
新しい奥さんとの間に子供が出来ているのかわからないけど、もし出来てたらその子と姪っ子には、僕のような人間にならないように反面教師として下さい。

妹へ
兄らしきこと、何一つ出来なくてご免なさい。
君が生まれてから、僕が大学のために家を出るまでの2年間は、本当に夢のように楽しい時間でした。
最近、田舎の町について色々調べてる時に、偶然君が働いてる職場の職員の集合写真を見つけました。大人になって立派に働いてる君の姿を見ることができて本当に嬉しかった。
一時期君がニートになったのは間違いなく僕のせいだったから、そこから脱出した君を心から尊敬します。
僕のせいで色んな嫌なことを言われてきたと思う。本当にご免なさい。
君とは一度夜を徹して色んなことを語り合いたかった。
頭の中では君といっぱい喋ってきたのに、実際に会うとうまく話すことが出来なかった。
それだけが心残りです。
とにかく言わなくてもよく分かってると思うけど、僕のような人間には絶対にならないでください。
お父さんが死んだら僕が君の父親代わりになるつもりだったのに、自分の人生さえどうすることも出来なかった。
でも君は僕よりも立派な大人になれたようだから、大丈夫だよね。
でも、本当にもっといっぱい喋りたかった。

3人には、本当に迷惑ばかりかけてきました。
本当は会って謝りたいし、ありがとうと言いたい。
でも田舎に帰ることは、精神的にとても耐えられません。

最後に、逆に面と向かっては言えないことを書きます。

心から愛しています。