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悲しい気分でジョーク

昔のblogのarticle(2005年11月か12月)のrepost.

この文章もたしか、22歳の春、大学4年の時、ある出版社への就職の応募書類に書いたものだったと思う。

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大学生の頃書いた感想をそのまま記載します。

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一番心に残っている映画は、ビートたけし主演の"悲しい気分でジョーク"。

もう10年以上前の映画だと思うけれど、今でもラストの場面を思い出すだけでせつない気持ちになってしまう。

人気絶頂のコメディアンが息子の病気をなんとか治そうと一所懸命になる。そのため段々人気も落ちて、周りの人も離れていく。そして最後には息子も死んでしまう。

そんな憐れとしかいいようのない物語だけど、その中での不器用ながらも一所懸命に息子を愛する父、そんな父の気持ちを思いやる息子、この 2人の気持ちが痛いほど心に突き刺さる。

結局 2人は何もむくわれることはないのだけれど、この2人のお互いを思う気持ちの深さは、十年以上経った今でも心の奥に残っている。
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この文章を書いた時には、1985年よりもっと前に上映されたと感じてる。思い違いだったのかなあ....
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