仮面ライダーカブト
昔のblogのarticle(2007年3月頃)のrepost.
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「仮面ライダーカブト」、遂に最終回である.
かなり特異なシリーズだった.
全体のストーリーの流れよりも、1話1話の演出を重視していたように思う.
本筋の流れはあっけなく消化され、本筋とは関係ないエピソードの方に時間をかけている.
色々な謎が出てくるんだけど、その解明や解決が無茶苦茶あっけなくされている.
結局あのセリフは何だったんだとか、解明されてないことも多い.
矛盾点も多いし.
でも何故か毎週見てしまう魅力があった.
本当はもっとストーリーを重視するつもりだったけど、天道、剣、そして本田博太郎さんの3人のキャラが思ってた以上に立ったために、こういう演出になったんじゃないかしら.
天道、剣、そして二人の間で右往左往する加賀美、そしてその周りの魅力的なキャラクター。
そして節目節目に出てくる本田博太郎さん。
この人物構成はかなり得難いものだと思う.
これでもう少し本筋を大切にしてくれれば完璧だったけど、ちょっと遊びすぎたかな?
「カブト」を見始めたのは 2クールの途中からだったんだけど、こんな面白いんだったら最初から見ればよかったとも思うけど、途中から見始めたのがよかったのかもしれない.
私が見始めた時には水嶋ヒロさんが天道という役に成りきっていたからね.
もう完全に「カブト」の世界観が出来上がっていたからこそ、ついつい観てしまうようになったのかもしれない.
しかし、本田博太郎さんは相変わらずいい味出してます.
本田博太郎さんといえば、私にとっては「ただいま放課後」のドンガメ役なんだけど、今や完全に怪優となってしまってます.
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