佐野元春 x 松田聖子 x 松本隆

昔のblogのarticleの再掲。
2009年6月から9月の間にpost。

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知らなかった...松田聖子の"ハートのイアリング"を作曲したのが、佐野元春だったなんて。

25年も元春のファンなのに...

"ハートのイアリング"が出たのが 1984年11月だから、ちょうど元春を聴き始めたころだ。

それと松田聖子の曲で松本隆が作詞してるのが多いのは、単に詞を提供したってだけじゃなくて"松田聖子project"のproducer的な役割だったようだ。

作曲者に、はっぴいえんど, ティン・パン・アレー系のアーティストが多いのは、松本隆から依頼してたということのようだ。

実際、元春に作曲を依頼したのも松本隆。

また、当時としては珍しく B面の曲にも力を入れていたそうだ。
そして、「albumが売れなきゃ本物じゃない」と考えていた。

松本隆の松田聖子の評価は非常に高く、佐野元春が「80年代を象徴するdivaだ」と言えば、松本隆は「戦後を象徴する」と応えた。
詞も曲もけっこう難しいものなのに、それを感じさせないように歌いこなす天性の才能があると。
身体表現の天才、performanceの天才、だと。

そしてなんと"天国のキッス"が松本隆自身にとっても最高傑作だと。

もしかしたら松田聖子の作品の中で最高傑作ってことだったのかもしれないけど、私には松本隆自身にとっての最高傑作だと言っているように見えた。

松本隆の最高傑作っていったら"風をあつめて"かなあって思ってた私はやっぱり素人？

以上、NHK ETV "佐野元春のザ・ソングライターズ 松本隆・PartII"より
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